1. 28歳・インストラクターのカナさん
私がP活を開始して、シュガーダディでマッチングしてはじめて長期(約2年)のお付き合いに発展したのがカナさん。出会った当時は28歳。落ち着いた年齢で、プロフィールの写真や文面を見た時点で、なんとなく良い予感がしたのを覚えています。
コロナ禍の前なので結構、過去の話になりますが、鮮明に覚えているのでまずはその出会いから、お付き合いが始まるまでを書き連ねてみたいと思います。
2. シュガーダディでマッチングして顔合わせへ
2-1. シュガーダディで早速、女性会員を検索
P活について一通り下調べをしたものの、今ひとつ実態をつかめないなか、まずは当時一番メジャーだった「シュガーダディ」に登録。3ヶ月の有料会員になり、自身のプロフィールをしたためて早速開始。自己紹介は短すぎるとメッセージが来ないとネット記事に書かれていたので、自分がP活の初心者であることや、仕事や時間に融通が利きやすいこと、女性と会うために気をつけていること、会ってみたい女性のイメージなどをまとめました。長すぎてもだらだらした印象になるので、添削してコンパクトにまとめていきます。
女性の条件を入力して検索。大阪在住、身長は160cm以上、体型は普通とやや細い、本人証明は当然あり、プロフィール写真は一旦あり、職業は特にこだわりなし。
ずらずらっと並ぶ女性の写真。とりあえず写真が良い雰囲気の人や、プロフィールの文面で気になった女性にいいね!と教えていく。すると、すぐにメッセージが届く。「オンライン」の状態だとメッセージを送ってもらいやすいらしい。メッセージを開くと、「はじめました。良かったらメッセージください」とかまあ、当たり障りのない内容。これが1日に何件も来て驚いた記憶があります。
2-2. プロフィールがとても気になったカナさん
待っているだけではもったいないので、自分からも気になった女性に送ってみる。このときは気づかなかったのですが、2日以上アクセスしていない人はほぼ反応がないことが多く、登録者によってかなり熱量に違いがあるわけです。そんなこんなで1日に数回覗いては、やりとりを続けていたある日、カナさんからメッセーが届きます。
「プロフィールを見て気になったのでメッセージを送らせてもらいました。よろしくお願いします。」と礼儀正しい感じ。プロフィールを見てみると、写真はふわっとフォーカスがかかっているけど、落ち着いた感じの女性。自己紹介文では、「長く交際していた人とお別れしたので戻ってきました」とのこと。朝早い仕事なので、午後早めに会うことを希望。普通の文章が続く中、気になったのが「一緒に濃厚な時間を過ごしましょう」。「濃厚な時間」とはまた想像を掻き立てられる響きです。案の定というか、メッセージのやりとりで「顔合わせでお互いがよければ、次回から大人で大丈夫です」とのメッセージ。当初は「え?こんなに簡単に決まるの?」と驚いたものです。
2-3. 大人デートのお手当
カナさんは身長こそ155〜160cmの間で私の希望よりやや低めですが、そんなことは些細な問題。メッセージのスムーズなやりとりと、「濃厚な時間」に引かれて顔合わせの約束に。場所は梅田。カフェは梅田で3軒ほど目星をつけていたので、その一つに。お店選びの条件は、チェーン店は人が多く、隣の席も近いので避けます。何より特別感がないので、シティホテルのカフェラウンジや、ファッションビルに入っている広めで落ち着いたカフェを選定すると印象が良いです。
カナさん以外にもなんだかんだで10人ぐらいと顔合わせを約束。後から考えると、もっとじっくり選考すべきだったのですが、当時は右も左もわからず、とにかく今は経験を積むことが大事だと会いまくっていました。カナさんとはファッションビルのオオバコカフェを顔わせの場所に選び、当日を迎えました。
3. 明るくかわいくほどよくエロく
3-1. ちょっとしたトラブル
カフェのあるフロアに少し早い時間に到着。シュガーダディを開いてメッセージを確認・・・と思っったら「サイトにアクセスできない!」という状況。何度かスマホをリロードしても変化なし。
慌ててTwitterで「シュガダ」を検索すると、「落ちてる?」「つながらない?」のポストがちらほら。どうもサイトがダウンしているようで、メッセージが確認できないという事態になっていました。(待ち合わせの場所は決めていたけど、大丈夫かな・・・)という不安が募る中、まずは待つしかないので、カフェの前でじっと待つことにしました。
後でわかったことですが、サーバーがダウンしたようで、同種のサーバーを利用している企業も同様にサイトが中断したようです。軽くニュースにもなっていたのですが、まさかそのニュースにP活を通じて関わるとは思いませんでしたね。
3-2. 会話の端々ににじみでるエロさ
ほどなくして、エレベーターから1人の女性が出てきてこちらまで近づいてきました。タイトなニットのワンピースを来た細身の女性で、目が会い挨拶を交わしました。28歳という年齢より少し若く見えるかわいらしい雰囲気で、これは「当たり!」と心の中でガッツポーズを取ってのを覚えています。
彼女を伴ってカフェの店内へ。窓際の席に案内され、お互いに紅茶を注文して会話をはじめました。「サイトがつながらなくなって・・・焦りました」「そうですよね、ほんとこのタイミングでびっくりです。でも、こうしてあえて良かったです!」「はい!よかったです!」とトラブルについて話を交わした後、彼女に質問を投げかけていきます。
3-3. 会話の端々ににじみでるエロさ
カナさんは朝早い仕事があり、午後からは別の仕事をセカンドワークとしてやっていて、そちらは週に数回なので時間が取りやすいとのこと。お酒が弱いので、食事はランチを希望。私は自分で事業をしているので予定をコントロールしやすく、パソコンとスマホがあればできる仕事なので、日中に数時間とるのは難しくなかったのでちょうど良かったです。
話は過去のP活に変わります。私ははじめてなので、彼女が以前に付き合っていたお医者さんの話へ。60代の開業医で、1年ほどの交際期間。会うときは必ずセックスして、海外旅行にも連れて行ってもらったことがあるという深い付き合いだったようです。それがなぜ別れたのかということ、お相手の男性がSMに目覚めて、少しずつ要求がエスカレートしていきそうだったので、別れを切り出したそうです。
目隠しをされたり、拘束具を持ち出されたり、あるとき写真を撮ろうといわれてさすがに引いてしまった様子です。気がつけば、昼間のカフェで結構ディープなセックスに関する話をしてくれて、「すみません、初対面でこんなことお話して恥ずかしいです・・・」と照れる彼女。その様子を見て、私はギンギンになってしまったのはここだけの話です。
そんな感じでけして下品ではなく、話の端々でエロさがにじみでてくるカナさんに、私は即座にLINE交換をして次の約束の話を切り出しました。またサイトがダウンしたら怖いので、気に入った女性とはLINE等のメッセージアプリでつながっておくのがよいです。
4. そして2回目の約束へ
4-1. 次の約束の前に驚きの言葉
LINE交換が終わり、この女の名前が表示されました。どうやら本名のようですが、下の名前だけ教えてくれました。ちなみに私はフルネーム丸出しです(苗字だけにするとか変更したほうが良さそうです)。「次回はランチでもしましょうか」と切り出すと、「いいですよ。その後にホテルですね」とさらっと次からOKの返事。平静を装いながら、「そうですね。先に何か食べてから、飲み物でも買って行きましょう」と答えました。内心はドキドキです。
1時間ほどの会話でかなり打ち解けたので、彼女は複雑な家庭環境のことも話してくれました。どうも親とはほぼ絶縁状態らしく、そういう事情もあって親に頼らず自立するためにP活に積極的で、ほぼほぼ顔出しもしているとのことでした。他にもいろいろ聞きましたが、追々カナさんとの体験談で書いていきます。
4-2. すぐにでもしたい欲望を抑えて
「私、このあと時間があるので今からでもいいですよ」と彼女。「え!」と思わず声が出てしまいましたが、いきなりがっつくのは紳士的ではないように思えたので、予定はないのに「ごめんなさい、次の予定があって・・・残念です」と振り絞るように答えました。
年齢は20歳ぐらい離れているのに、彼女の手慣れた感じでタジタジでした。幸い、業者でもなく、そのままカフェのお会計を済ませてお手当を彼女に渡し、ファッションビルを地下まで降りたところでお別れしました。
5. 濃厚な交際が始める予感
以上が2年ほど交際したカナさんとの出会いの顛末です。この先、何度も会うことになり、さらにコロナ禍に突入した後は、状況に変化も訪れます。
2回目のランチ&ホテルデートについてはまた記事を書きます。この2回目で、彼女の言う「濃厚な時間」が深く理解することになります。