なぜパパ活女子からメッセージをSNSに晒されてしまうのか

トラブル・被害

1. はじめに

近年、PJ(パパ活女子)たちが男性とやり取りしたメッセージをSNSに晒し、X(旧Twitter)の裏垢などでスクショを拡散するケースが頻繁に見受けられています。私自身もXでその界隈をチェックしていて、日常的にメッセージのやりとりの画像が目に入っくるたび、その怖さに心をひりつかせています。

今回は男性目線から「なぜパパ活女子からメッセージをSNSに晒されてしまうのか」というテーマを深掘りすることにしました。晒し行為の背景やリスク、さらにそんなトラブルを回避するための安全対策や信頼構築のコツを考えてみましたので、パパ活を安全に楽しむための参考になれば幸いです。

2. 晒し行為の背景

PJが男性とのやり取りをSNSに晒すには、そもそもどのような理由や目的が隠されているのでしょうか。私自身、パパ活を始めたころは「なぜわざわざSNSに晒すのだろう」と不思議に思っていました。しかし、実際にPJたちの発信を目にする機会や、彼女たちが別の人とのリプライの様子を見たことで、晒し行為の背景が見えてきました。

2-1. パパ活界隈におけるX(旧Twitter)の晒し文化

私がXでパパ活用のアカウント運用を始めた頃、まずPJたちがX(旧Twitter)を駆使して、相手の男性情報を意外なほど収集・共有しているという事実に行き当たります。たとえば「誰々はきもおじだ」だとか「支払いが渋いから要注意」といった書き込みを見かけることがあり、そこに晒し感覚でメッセージのスクショが添えられていることもあります。

こうした行為は単に「面白半分」で行われているというよりも、自分たちの活動をスムーズにするための情報交換の場になっているように感じます。パパ活界隈では、いかに効率よく“お手当”を得られるかが大きな関心事ですが、その裏側で、男性の評判や行動がSNSに筒抜けになっているケースがあるのです。

2-2. PJのSNS活用方法

PJたちのSNS活用を見ていると、表向きのアカウントとは別に“裏垢”を作成して、そこにパパ活のやり取りや日常の不満を吐き出すスタイルが多いように思います。交際クラブ経由で出会った場合でも、マッチングアプリで知り合った場合でも、SNSでの情報発信は彼女たちにとって重要な情報収集源かつストレス発散の場となります。

他のパパの噂や、お手当交渉に関する打ち明け話が多く、彼女たちはこうした場を利用して「もっとこうしたら稼げる」「この人は危ない」などの知識を身につけているのだと感じました。そしてそれは意図的に行っていることもあれば、単に憂さ晴らし、ストレス発散のために行い、それを見たPJが自然と反面教師として学んでいるように感じました。

2-3. メッセージスクショ拡散の実態

実際にPJのSNS晒しをよく目にするのは、相手とのやり取りでトラブルがあったり、相手に不信感や嫌悪感を持ったりした場合が多いようです。たとえば言葉遣いが乱暴だったり、無理を通そうとしたり、相手女性を大人扱いせず軽く見ている態度をとったりすると、彼女たちは「こいつ無理」と判断し、あまりにひどいとXで晒します。

元々ネットリテラシーの高い世代なので、スクショを撮ってSNS上に流すまでの流れは一瞬です。そして、ネットにアップすることへの心的ハードルも匿名垢ということもあって低い人が多いようです。少ないやり取りのときはまだ我慢できても、立て続けに気持ち悪いメッセージや人と人と見ない無礼な言葉が届くと、怒りが頂点に達して晒しにつながると推察します。

3. 晒しリスクが高まる理由

晒し行為の背景を理解したうえで、次に考えるべきは「なぜ近年、こうしたリスクが高まっているのか」という点です。数年前に比べると、SNSでの拡散は確実にスピードアップしており、一度投稿されると瞬く間に“晒し”が広がってしまう印象があります。

女性側にとっても、自分が感じた不快感やトラブルをすばやく共有する手段としてSNSは有効です。ただ、男性側が意図せずとも、日常の何気ないやり取りが「これは晒したい」と思われるきっかけになる可能性もあります。ここでは、そうした理由や背景事情を紐解きつつ、個人情報漏洩の怖さやSNSトラブルの対処法にも触れていきます。

3-1. パパ活の実態と「きもおじ」扱い

「きもおじ」という言葉をおじさんである自分にとって、やはり気分の良いものではないです。とはいえ、見た目や会話の内容、あるいはガチ恋などに陥る状況を見ると、言われても仕方がない部分はあります。実態として、20〜30代の女性と年齢差は大きく、彼女たちから言葉づかいや振る舞い、価値観そのものが古臭く、アップデートされていないのも事実です。

最近はパパ活サイトにその意図を理解せずに登録し、女性にアプローチする男性が増えているようで、そんな男性から「セフレになりませんか?」「お金とかは考えていません」と連絡が来れば、「意味不明なおじさん」と映ることは当然でしょう。そこに加えてお手当の金額で揉めたり、即座にセックスに持ち込もうとする言動があると、あっという間にSNSで“きもおじ認定”を受けてしまう可能性があるのです。

3-2. 個人情報漏洩やプライバシーリスク

SNSの拡散力は侮れません。ひとたびメッセージスクショが晒されれば、界隈には瞬く間に広まります。アプリでも交際でもニックネームが使われていると思いますが、そこからSNSのアカウントを見つけ出され、投稿内容から個人情報が探り出される可能性は0ではありません。

私がもっと危険だと思うのは、交際が始まって親密になり、男性の実名や職業がわかるな関係になってからです。もし関係がこじれれば、PJが男性の個人情報をSNSに上げることで大きなトラブルにつながることは想像に難くありません。一度ネットに載った情報は消しにくく、タイミングによってはまとめサイトに拾われる可能性もあり、取り返しがつかない状況に陥ります。

3-3. SNSトラブルと対処法

パパ活では通常の恋愛と比較して、やり取りの「割り切り」が重視されますが、それゆえに相手を雑に扱えば、さらなるトラブルに発展しやすいと感じています。SNS上でのトラブルが表面化すると、周囲の目や今後のパパ活活動にも大きな影響を与えかねません。

そうしたリスクがある以上、PJとの関係づくりには慎重を期す必要があり、もし相手に対して不満を持つようなことがあれば、無理して関係を続けるよりも早めに区切りをつけることが安全です。変に相手を不満をぶつけたりしても、相手は嫌な思いをするだけです。自分の思い通りに人を動かすことは非常に難しいので、説教や説得などはやめるべきです。そのPJが晒しをしなくて、友だちに相談してそこから晒されることだってあるので、「彼女はそんなことをするコじゃない」と気を緩めるのはとても危ないことなのです。

4. PJに晒されないための対策

SNSに晒されるリスクが高いとわかっていても、パパ活を楽しむこと自体を諦めたくはありません。では、どうすればトラブルを回避しながら、PJとの良好な関係を維持できるのでしょうか。私自身も試行錯誤を重ねる中で、いくつかの「晒されにくい」アプローチや対策を編み出してきました。

4-1. メッセージのコツとコミュニケーション術

最初の段階で、こちらの印象を良くするメッセージのコツを押さえておくことが重要だと感じます。丁寧な敬語を使い、相手を尊重する姿勢を示すことは基本中の基本です。メッセージのテンポも相手に合わせ、あまりに矢継ぎ早に質問を連発するのは避けるほうが無難でしょう。いきなり「大人4で会いませんか?」と送ったり、返事が来ないからと言って「返信まだですか?」と催促することはNGです。普通に自分がされたらどう思うか、冷静に考えながらやりとりをしましょう。

4-2. リスク管理と安全対策

トラブルを避けるには、リスク管理の意識を高めることが大切だと感じます。具体的には、個人が特定されそうな情報はお互いに共有しないこと。やり取りは会う約束やデートの内容の相談など、必要最低限にとどめることが挙げられます。何か不満があれば、会って直接話すようにすることも大事なポイントでしょう。いらぬメッセージのやりとりを残すことはしないのが一番です。

4-3. お手当と大人交渉

昨今、お手当の低い提示が多いとPJがよくXでつぶやいています。「顔合わせは0、大人2〜3」というような話が散見され、PJたちの大きな不満につながっています。いろいろな考え方があると思いますが、「顔合わせ1、食事2、大人5〜」は最低でも考えておかないと、まともに相手にされなくなります。

大人の確認はさらにデリケートな問題です。基本的に大人前提のPJと大人なしの健全PJは別のサービスと考えたほうが良いです。そのため、最初に条件の話をする際に、「大人は考えていますか?」と投げかけて、「考えていない」と答えが来れば、折り合いがつかないということで即座に引きましょう。「あり」の場合は具体的な金額交渉を、「仲良くなってから」という場合は、相手もあなたがどんな男性かもわからないので判断できませんから、一度会ってみるかどうか検討するしかありません。

5. まとめ

私の経験を振り返ってみても、PJがメッセージをSNSに晒すのには、必ず理由があります。相手が不満を溜めこまないよう、丁寧なコミュニケーションを意識し、お手当や大人の交渉も紳士的に進めることが重要です。

何よりも大事なのは、ネットで顔が見えないからといって相手を軽視せず、一人の人間として尊重する姿勢です。そこさえ気をつければ、少なくともメッセージ晒しの危険性はぐっと減り、安心してパパ活を続けていくことができるはずです。

最後に。全体的にPJに対する男性の行動に自制を促す内容になりましたが、晒し行為を肯定するつもりはありません。嫌な思いをして気持ちのぶつけどころがないことは分かりますが、向かうべきは自分自身であり、ネットでの拡散ではないでしょう。何事に自制心をもって対応してほしいし、晒す行為には自分の格を下げることにもつながりかねないことだということを付け加えておきます。

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