顔合わせで「彼氏がいます」「既婚者です」と言われたら

お付き合い

1. はじめに

長くパパ活をしていると、初回の顔合わせで「実は彼氏がいるんです」「夫と子どもがいます」と打ち明けられることは、特に珍しいことではなくなっています。かつては女子大学生や20代の社会人が大半だったパパ活も、近年参入する層が厚くなり、彼氏持ちも抵抗なく活動するようになり、年齢層の上昇と共に既にパートナーがいる方も当たり前にようにアプリや倶楽部に現れるようになっています。

私の場合、彼氏や夫がいる女性とたびたび顔合わせし、ごくわずかですが交際したことがあります。そのときの経験を踏まえて、彼氏持ち、既婚者PJへの向き合い方について考えをまとめさせてもらいます。

2. 「彼氏がいます」と打ち明けられたときの基本的な心構え

パパ活を始めた頃、顔合わせの場で女性から「私、実は彼氏がいて…」と切り出されることがあったのですが、「え?大丈夫なの?」と当時は心配になりました。とはいえ、女性も悪気があって伝えているとは限りません。むしろ、パパ活にあたって事前に正直に打ち明けることで、今後のトラブルを回避しようとしている場合もあるのです。

2-1. 驚きを隠せない瞬間と最初のリアクション

私が初めて「彼氏がいるパパ活女子」と顔合わせしたときの話です。彼女いわく、もともと大学時代から付き合っている男性がいるものの、生活費や学費の足しにパパ活をしているとのことでした。私の勝手なイメージで、彼氏持ちは活動などしないと踏んでいたので、意外だった印象があります。彼氏からしてみれば、自分の彼女がおじさんからお金をもらってデートしているなんて聞いたら、怒ったり嫌な気分になるはずだからです。交際が発展すれば、大人の関係になる可能性もあるわけですからなおさらです。

そこに恋愛感情を持つことはないとしても、彼氏の立場になると複雑な心境になります(私が既婚者であることはこの場では置いておきます)。とはいえ、女性にもそれなりに事情があるはずなので、敬遠することなく、まずは平静を装い、「そうなんだ、でもパパ活をする理由って何かあるの?」と彼女の背景を理解するところから始めたのです。

2-2. パパ活のスタイルを見極め、パパとしてどう対応するか

彼氏がいる場合、女性の活動のスタイルがどのくらいなのかを見極めるのが重要です。お茶や食事する程度の健全なスタイルなのか、大人の関係まで踏み込む意思があるかといった意味合いです。ここで「彼氏との関係は大切にしたいし、パパ活では体の関係はナシで考えています」「彼氏は彼氏、パパ活はパパ活。別に深い関係になっても大丈夫です」など、線引きがハッキリしているなら、その条件を受け入れるかどうか判断するのみです。

私の経験では、彼氏持ちでパパ活を始める女子はそれなりに事情や考えがあるので、恋人の存在はあまり気にしないケースが多かったです。そもそも彼に悪いと思っていたら、この場にはいないはずなのです。ただし、その女子が彼氏に活動のことがバレたとき、こちらに飛び火するのだけは避けなければなりません。それについては後でまとめています。

3. 「既婚者です」と打ち明けられたときの注意点

パパ活女子の中には、「実は私も既婚者です。夫と子供がいます」というケースも存在します。既婚男性である私からすると、同じように家庭を持つ者同士、ある種の共通点があるとも言えますが、それが原因で心境が複雑になる場面もあります。

3-1. 浮気リスクとパパ活女子の本音

私も既婚者なので、人のことは言えないのですが、既婚女性がパパ活をするとなると、当然彼女の夫から見ればほぼ「浮気」に当たるでしょう。つまり、もしバレたときには夫婦間の問題だけでなく、こちらも巻き込まれるリスクがあります。実際にトラブルになった話も耳にしたことがあり、夫側が調査会社を使って妻のパパ活の証拠を掴み、慰謝料を請求したというケースもあるようです。

ただ、女性からすると、夫との関係が冷えきっているとか、子育てに追われて自分の時間がない中でパパ活という息抜きを見つけた、などさまざまな背景があるかもしれません。顔合わせで率直に現状を打ち明けてくれるのは、後になって知るより数倍ありがたいといえますが、その一方で「本当に大丈夫?」と心配になるのも自然な反応でしょう。彼氏持ちと違い、婚姻関係の相手はそこまでカジュアルにはなりきれないのです。

3-2. トラブルを防ぐために守りたいルール

既婚女性の場合、連絡手段や会う時間帯など、いろいろな部分で制約が生じがちです。「夫が仕事中の昼間だけ会える」「夜は子どもの世話があるから厳しい」といった状況になると、男性側が合わせられるか否かで、継続が難しくなるケースもあるでしょう。

ここで大事なのは、お互い家庭がある身であることを理解し、双方で責任を持って秘密を厳守することです。万一いずれかでバレるようなことがあった場合、相手には迷惑をかけないなど、二人の間でルールを決めておくことが最低限のトラブル回避の策です。

4. 彼氏・夫持ちのパパ活女子と続けるメリットとデメリット

いざ彼氏持ち、あるいは既婚の女性とパパ活を続けると決めるなら、それ相応のメリットとデメリットを理解しておく必要があります。最終的には「自分がどういう関係を望むか」「リスクに見合うメリットがあるか」を見極めることが大切です。

4-1. 割り切りがしやすい一方で生まれる嫉妬心

彼氏や夫がいる女性は、通常のPJよりこちらに好意を持ってくる可能性は低くなるので、お互い必要以上に相手のプライベートに立ち入らないで済みます。

しかし、もしあなたがPJに好意を寄せることになると、相手に恋人や夫がいることで嫉妬心や独占欲が芽生えてしまうことも否定できません。「もっと俺との時間を作ってほしい」などと感じ始めると黄信号。最初から“パパ活”という枠を理解していないと苦しむことになるでしょう。

4-2. 大人の余裕を保つための心掛け

彼氏や夫がいるパパ活女子と続けるなら、常に大人の余裕を持って対応するのが望ましいと感じています。相手には相手の大切なパートナーがいるわけで、それを責め立てたり否定したりしても何も始まりません。むしろ「そんな彼女だからこそ、パパ活を選んだ理由」が必ずあるはずです。お手当と引き換えに過ごす時間を、いかに楽しく有意義にできるかに気持ちを集中しましょう。

もう一つ注意点ですが、既婚者のPJの場合、時に夫への不満が溜まり、その相談に乗ったりしているうちにこちらとの関係が必要以上に深まることもあり得ます。浮気リスクなどを考慮しつつ、相手には一時の感情で動かないよう冷静になってもらい、こちらもその気持を利用して関係を深めることがないように十分注意してほしいと思います。

5. 信頼関係を築くために必要なこと

PJが彼氏や夫の存在を正直に話すということは、ある意味「誠実さ」の証かもしれません。最初に隠されるよりは、よほど安心できる要素とも言えます。あるいは、「それでもいいですよね?」と事前に伝えておくことで、女性はあなたから担保をとっておく考えということもあります。それでも女性に惹かれるところがあるのなら、あとはどうやって信頼関係を築き、関係を継続していくかが課題になるでしょう。

5-1. 彼氏や夫との比較ではなく、パパとしての魅力

私が心掛けているのは、自分が相手の恋人や夫の代わりになろうとしないことです。恋愛感情で競うわけではなく、あくまでパパ活というまったく別の形での関係を楽しむ。このスタンスを明確にしないと、気づけば嫉妬心にまみれたり、「彼氏よりも俺を好きになってくれよ」といった気持ちになりかねません。

彼女たちにも大事なパートナーがいる中で、パパに求めてられるのは「お手当」と「大人の包容力」だったりするわけです。デートのときにはパートナーのことは自分からは一切触れず、相手を安心させるよう配慮していけば、徐々に信頼関係が生まれてくるはずです。

5-2. 女性心理を理解しながら長期的な継続を目指す

彼氏や夫がいる女性の多くは、家庭や恋人との平穏を壊したくない思いが強いです。それでもパパ活を選ぶのは、経済的な理由、日常からの逃避、あるいは自分が求める刺激を得たいなど、さまざまな要因が絡んでいるものです。

こちらがその女性心理を理解し、一線を越えた詮索はしないといったスタンスをとれば、女性も安心してお付き合いしてくれるのではないでしょうか。とはいえ、口では割り切りと言いつつ、感情が揺さぶられることもあるのが人間です。その点は自分自身ともうまく折り合いをつけ、煩わしいトラブルに発展しないように気をつけてください。

NTRの趣味がある人は、あえてそういう女性を狙うかもしれません。その趣味は私にはないので、特に言うことはありません。あくまで自己責任ということで楽しんでもらえればと思います。 

6. まとめ

パパ活女子と顔合わせする際に「彼氏がいます」「既婚者です」と打ち明けられたら、まずは驚く気持ちを抑えつつ、相手がどんな理由でそうなっているのかを理解しようとする姿勢が大切です。こちらとしては「どんな関係を希望しているのか」を聞き出し、判断する必要があります。

彼氏や夫がいることで、トラブルのリスクや嫉妬心の問題なども出てきますが、同時に割り切った関係を築きやすいメリットもあるかもしれません。大人の余裕を保ちながら、お互いに結んでルールをしっかり守り、秘密を厳守することで、気持ちの良い関係が持てるはずです。相手のプライベートを尊重し、自分の感情を客観視しながら、長期的に信頼関係を深める道を探ってみてください。

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