女性との距離感、バグっていませんか?体と心の距離の縮め方

お付き合い

1. はじめに

顔合わせした女性との会話や、XのP活界隈でよくPJのぼやきで見られるのが、距離感のバグったおじさんの話。初対面にも関わらず、体を寄せてきたり、いきなりタメ口やボディタッチをしてしまうおじさんの行動に嫌悪感を抱くという、あれです。

かわいい異性に出会いテンションが上っているのか、そもそも人との距離感がわかっていないのか。女性との関係をスムーズに深めるためには、焦りは禁物。パパ活を続けるなかで、おじさん世代がついやりがちな失敗例や、誤った距離感を詰め方を回避するために、何を注意すればよいのか。女性に「この人、ちょっと苦手かも……」と思われないよう、体と心の距離の縮め方を考えてみたいと思います。

2. なぜ「おじさん世代」が距離感を間違えやすいのか

2-1. 恋愛経験のズレからくる心理的距離

私自身も含め、おじさん世代の男性は若い世代と恋愛や大人の関係を築くと、気づかないうちに「距離感バグ」を起こしがちです。背景には、昔ながらのコミュニケーションスタイルが今の若い女性には通用しにくい、という事情があると感じています。

たとえば、過去の恋愛経験では少々強引にリードしても「男らしさ」と受け止めてもらえたことがあるかもしれませんが、今の若い女性たちは、むしろ「相手の気持ちを汲み取ってくれる優しさ」や「自分を尊重してくれる態度」を重視する傾向が強いです。その意識のズレが、体と心の距離を急に詰めようとしてしまう要因の一つと言えるでしょう。

2-2. いきなりボディタッチやタメ口はNG

最近、「初めて会ったおじさんが、いきなり膝と膝をくっつけるような座り方をしてきて、まじでキモかった」というエピソードをPJさんから聞きました。これはまさに、いきなり体の距離感を縮めようとして失敗した例でしょう。
お手当=お金を出している立場のパパからしたら、「ちょっと体が触れるぐらいいいでしょ?」と考えるかもしれません。しかし、女性はお金が絡む、絡まないの問題よりも、生理的に受け付けるかどうかで判断します。いきなり彼氏感覚のタメ口やボディタッチをしてしまうと、その時点で嫌悪感を抱かれてしまう可能性は高いのです。

3. 初対面で起こりがちな「体の距離感バグ」

3-1. 肩を寄せてくる、カップルシートに誘うリスク

XのPJさんのポストでは、「初デートでいきなりカップルシートを選んできて、密着して座ろうとした男性がいた」とのこと。「まだ親密な仲でもないのに、いきなり恋人気分?」と戸惑うしかないでしょう。
カップルシートというのはすでに恋人同士の関係性を持った2人のため席であり、初対面からそれを使われると、「え、私たち付き合ってるわけでもないのに」と引かれても無理はありません。そういった当たり前のことに気づかない男性がいることに驚きですが、心理的距離も物理的距離も急に縮めようとすると、女性側に恐怖や警戒心を与えるのは必然なのです。

3-2. なれなれしさと警戒心が生む嫌悪感

肩を寄せたり、手を触れたり、お互い同意していないのに「タメ口」でガンガンしゃべりかける。こうした行動は、一見「フレンドリー」さをアピールしているように思われるかもしれませんが、女性からすると「なれなれしいおじさん」と映るだけです。
そもそも女性は、初対面の男性に対して、ある程度の緊張感を持って臨んでいます。「機嫌を損ねてお手当をもらえなかったら困る」「気に入ってもらって定期になってほしい」との考えから、あまり嫌な顔をしないように努めているので気づかないかもしれませんが、そんな状況で無遠慮に距離を縮めると、距離感のバグったやばいおじさんというレッテルを貼られ、関係を深めるどころか嫌悪感を抱かれかねません。

4. 体の距離を詰める前に“心の距離”を意識する

4-1. 会話のコツと女性心理の基本

「じゃあ、どうやって距離を縮めればいいんだ?」と思う方もいるでしょう。私が実感しているのは、まずは会話で相手が話しやすい空気をつくることが大事という点です。女性が言葉を発しやすいタイミングをつくり、相槌を丁寧に打ち、「そうなんですね。面白いな」「それでどうなったんですか?」と興味を示すことで、相手の安心感は格段に高まります。
最初からガツガツと自分の話を押しつけたり(武勇伝や自慢話、女性が詳しくない趣味の話などはNG)、相手のプライベートを深堀りしすぎたりするのは避けたほうがいいです。女性心理としては「まずはこの人がどんな人か知りたい。自分を尊重してくれるか見極めたい」と考えていることが多いため、こちらが丁寧に相手の意見を受け止める姿勢を示すだけで、心の距離は一歩近づきます。

4-2. スキンシップの前にコミュニケーション術を磨く

パパ活で大人の関係を持ちたいという考えは理解できます。だからといって、いきなりボディタッチが許されるのは、若くてスマートでその女性がタイプのイケメンだけです。まずは言葉のキャッチボールで安心感を作り出し、「会話で一緒に笑える時間」を増やしていくこと。笑うことは緊張感をほぐします。
相手の女性から触れてきたり、明らかに好意を持っている場合を除いて、女性に触れることは控えたほうが良いです。こればかりは「どのタイミング」というものはなく、経験を積んで感覚をつかむしかありません。手をつないで歩くぐらい距離が縮まる前、慎重に行動しましょう。

5. まとめ

女性との距離感がバグっていませんか? 出会ったばかりの相手に対して、いきなりボディタッチしたりカップルシートに誘ったりしていないでしょうか。馴れ馴れしいタメ口や無遠慮な肩寄せは、一瞬で相手に嫌悪感を与える可能性があるのです。

体の距離を詰める前に、まずは心の距離を縮めるという意識が大切だと私は強く思います。会話のコツとしては、相手の話をよく聞くこと。興味を持って相槌を打ち、相手のことに興味を持つこと。最初は敬語で、相手の出方をうかがいつつコミュニケーションを楽しむのが、大人の関係にふさわしいスタイルではないでしょうか。

最終的には、「相手を思いやる大人の姿勢」をどこまで行動で示せるかがカギになります。距離感を適切に保ちつつ、コミュニケーションを丁寧に進めていけば、肉体関係だけではなく、心の距離もきちんと縮められるはずです。そんな余裕を持った振る舞いこそが、ベテラン世代の男性ならでは魅力を最大限に引き出す秘訣なのではないでしょうか。

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