1. はじめに
パパ活女子のブログやSNSの投稿で、おじさん世代の男性が持つ変な癖に対する不満をよく見かけます。これはパパ活に限らない話かもしれませんが、顔合わせで話すときや食事の席で、「うわ、引くわ……」と思う瞬間があるようなのです。
「会話中にずっと貧乏ゆすりしていた」「食事の後に、爪楊枝くわえて『しー、しー』するのキショい」「パパ活の話や下ネタをばかデカい声で話すな」などなど枚挙に暇がありません。こういう一種の癖は、本人が気づいていないことが多いので、この記事をきっかけにもし心当たりがあるようなら、早めに改善することをおすすめします。それだけで、女性からの評価ががらりと変わるはず。では、一緒に見ていきましょう。
2. 初対面で女性が引いてしまうおじさんの癖とは
まずは「癖」について考えていきましょう。誰もが自覚しない癖はあるもので、指摘してもらえば直せるのですが、初対面の女性が「その癖、やめたほうがいいですよ」とはなりません。相手に不快と思われる癖がないか、しっかり自覚していきたいものです。
2-1. 気づかないうちに出てしまう不潔な印象
女性は男性以上に清潔感に敏感で、「身だしなみが整っているか」をしっかりチェックしています。たとえば、肌や髪がベタついていたり、シャツの襟元に黄ばみがあったり、爪の中が汚れていたりすると、「この人、だらしないな」と思われることもあるのです。
気づかないうちに出ている不潔な印象というのは怖いもので、本人が何とも思っていない仕草が、女性にとっては「無理」と感じることは多々あります。お茶しながらの会話や食事の機会が特に食事中の行動やテーブルマナーが悪いと、イエローカードが出され、いろいろ重なればレッドカード=退場というリスクにもつながるのです。
2-2. 声が大きい、話を盛るなど悪手のコミュニケーション
「おじさん=声が大きい」と評する人は多いです。女性がかわいくてテンションが上がるとさらに声量が上がり、周囲も驚くほどのボリュームになってしまうことも。本人は「しっかり話しているだけ」と思っているかもしれませんが、女性からすれば「パパ活の話しとか、まわりに聞かれたくない」「ツバが飛んできそう」と、とにかくネガティブな印象しかありません。
さらに、自分の経歴や経験談を話すとき、自慢話になったり、話を盛ったりしていないでしょうか。女性にしてみれば「この人、どこまで本当の話なんだろう?」と信用を失う可能性もあるもの。初対面で親しくないおじさんの話を聞きたい女子が一体どれだけでいるのか、よく考えるべきでしょう。
3. 食事のマナーで嫌われる「変な習慣」に要注意
美味しいものを一緒に楽しむデートは、パパ活や大人の関係においても定番です。けれども、そこで露呈する食事のマナーが、女性の評価を左右する大きなポイントなのです。
3-1. くちゃくちゃ音を立てる・食べた後に「しー、しー」と音を出す
よくあるのが、食事中の咀嚼音や唇の鳴る音です。無意識のうちに「くちゃくちゃ」と立てていると、「この人と一緒に食事するのはちょっと……」と思われがち。加えて、食後に「しー、しー」と息を吸い込むような独特の音を出す方がいます。これは若い女性にとって「なぜそんな音を……?」と理解できない行動のようで、嫌悪感を抱く大きな要因となります。
私は仕事関係の会食で気づいたのですが、麺類などを食べたあとに「あー、うまかった」などと一息つく代わりに「しーっ」と音を出す人がいました。本人は無意識なのでしょうが、隣にいる人には意外と耳につくものでした。
3-2. 指を舐める、おしぼりや箸の使い方が変
さらに、ソースや汁物などが付いた指を舐める男性もいるようです。「それぐらいのことで?」と感じるかもしれませんが、女性からは「行儀が悪い」「不衛生」と思われることが多いので、ナプキンやおしぼりを使う習慣をつけましょう。
おしぼりといえば、顔を拭くのもおじさん行為の代名詞です。どうしても顔を拭きたいときは、飲食店はトイレにおしぼりを置いていることが多いので、そこですっきりしましょう。食事のときは箸使いを気にする女性が多いので、自分の持ち方が特殊な人はこの機会に直すことも検討しましょう。食後のゲップも「一気にテンションが下がる」行為なので、まわりからどう見えるか、よく考えた行動を心がけたいところです。
4. 自己中心的に見える仕草や落ち着きのなさ
デートや顔合わせは、2人で時間を共有する場。特に初対面のときは親しい間柄ではないので、勝手にテンションが上がって自分だけが楽しんでいたり、急に距離感を縮めたり、相手への配慮が足りない行為をやってしまいがちです。
4-1. 過剰なボディタッチへの拒否反応
パパ活を女性と親密な関係になるものという思いが強いと、ボディタッチしたくなる感情が芽生えるかもしれません。しかし、初対面からいきなり腕や肩に触れられると、女性は間違いなく引きます。
仲良くなってもいないのにカップルシートに座ったり、馴れ馴れしく手を握ったり、頭をぽんぽんしたりしていないでしょうか。相手の心の準備ができていない状態で触れようとすれば、逆効果になりかねません。女性の側からアプローチがない限り、ボディタッチはしないほうが良いです。
4-2. 貧乏ゆすり、テーブルを叩くなどの落ち着かない態度
落ち着きのない癖も要注意。たとえばひっきりなしに貧乏ゆすりをしたり、指先でテーブルをやたらトントン叩いたり、周囲をキョロキョロ見回したりすると、「この人、落ち着きがないな」と思われてしまいます。
人は緊張すると無意識に癖が出ます。貧乏ゆすりなどは、本人が意識すると意外と減らせるので、まずは落ち着いて相手の話を聞き、目を見るのが苦手なら鼻から口元あたりに視線を散らして、緊張を抑えましょう。合う前に深呼吸して気持ちを整えるのも、思った以上に効果はありますので、いろいろ試して自分なりの落ち着かせ方を見つけるようにしましょう。
5. 上から目線やネガティブ志向も悪癖の一つ
ある程度年齢を重ねてくると、自分なりのやり方や習慣が固まってくるものです。しかし、それが「女性からすると非常識」に映る場合も少なくありません。この機会に見直してみてはどうでしょうか。
5-1. 話を横取りする、上から目線で語る
女性が何か話し始めた瞬間に「ああ、それはね……」と話をかっさらってしまうおじさんの話もよく聞きます。こうした行動は、会話のキャッチボールにならず、女性は「私の話を聞いてくれないんだな」と失望するだけ。 相手の話は最後まで聞く。それまで口を挟まないのは大人のマナーです。
また、豊富な人生経験は武器にできればいいのですが、偉そうな上から目線のアドバイスを連発するようなことになるとかなりイタいです。年齢だけでなく、男尊女卑のスタンスにも要注意。いわゆる「さす九」として嘲笑の的になります。年齢も性別も立場も関係なく、人と人との出会いであることを改めて意識し、勘違いしないように気をつけたいものです。
5-2. 女性ウケの悪い癖、習慣を直すにはどうする?
「自分はそういうの気にしないタイプだからいいや」と思っている方もいるかもしれません。しかし、女性ウケが悪い癖を放置しておくと、パパ活や大人の関係構築でチャンスを逃す可能性が高いです。
まずは自分で「癖をチェック」してみることをおすすめします。貧乏ゆすりが出ていないか、くちゃくちゃ音を立てていないか、食後に変な音を出していないか、手や指を汚したまま舐めるクセはないか……意識するだけでも不思議と改善し始めるものです。もし一人で難しいなら、親しい友人や知人に「何か気になる癖ある?」と聞いてみると有益なアドバイスがもらえるでしょう。最初は耳が痛いかもしれませんが、それでかわいい女性から好印象を得られるなら、ぜひやるべきでしょう。
6. まとめ
経済力も立場も手に入れた世代は、まわりから指摘される機会が減って、昔からの変な習慣やクセが抜けずに、無意識に出てしまいがちです。そして、これらの行為が女性にとっては大きな不快要素になりえるのです。
お茶や食事中のマナーは女性との出会い以外にも気をつけなければならないこと。本人が意識すれば少しずつ直せるものですし、直すだけで驚くほど相手の反応が良くなる場合が多いと思います。
長年の生活スタイルの中でできあがったものを直すのは一苦労ですが、パパ活を心地よく楽しみたいなら、女性の視点を忘れずに改善を図る価値があるでしょう。少しの心がけで「大人の余裕とマナーを兼ね備えた魅力的な男性」に変わることも可能です。ぜひ、この機会に自分の行動を振り返ってみてください。