1. はじめに
P活をしていると、本当にさまざまな女性に出会います。目的はお金なので、誰もが「稼ぎたい」と思うだろうし、それが楽であれば楽なほど満足度は上がるでしょう。とはいえ、度の超えたお金への執着は金銭感覚や人としての常識レベルを狂わせ、自分勝手な要求を繰り返す「おねだり女子」を生み出してしまいます。
私自身、これまでに何人かのおねだり女子に遭遇しましたが、大きなダメージを受ける前に縁を切ってきました。彼女らの多くは、自分を美人だと分かっていたり、スタイルの良さが武器になることを理解し、お金のためなら嘘も演技も厭いません。メッセージ段階や最初の顔合わせでその兆候を見せることが多いです。
この記事では、彼女たちがどのようにして高額な要求をしてくるのか、どのような経緯で関係を終わらせたのか、その見極め方と対処法を具体例をもとにお伝えします。私の見る目がなかったり、器が大きくなかったことが要因であることもあります。新人Pだった時期のこともありますので、温かい目で見てもらえると助かります。
2. 1人目:巨乳アピール超わがまま女子
2-1. 最初のデートでの大胆なおねだり
彼女はビキニ姿のプロフィール写真で、豊満なバストを強調していました。この手の写真を載せるPJは、スタイルを餌に貢いでくれるおじさんを漁っているので普段は無視するのですが、メッセージが来ておもしろそうだったので顔合わせすることにしました。
顔合わせではフレンドリーに会話を進め、これは夜職のにおいがしたのでそれとなく聞いてみると、ガールズバーで働いて経験があるとのこと。酒が弱く、しつこく誘ってくるジジイがいたのでP活に変更したとのこと。「大人は仲良くなってから」と常套句だったので断ろうかと思いましたが、1回食事デートをしていろいろ情報を得ようと方針を切り替え、次の約束をしました。
食事デートは焼肉。いくつか評判の良い店をピックアップして提示したら、「叙々苑がいい」との返信。「え?叙々苑ってあえて行くところかな・・・」と首を傾げたものの、まあ別にいいかと予約。待ち合わせは百貨店前。「これはおねだりする気だな」と早速尻尾を出してきました。
百貨店で合流するやいなや、「見たいものがある」とハイブランドのフロアへ。「グッチか?ヴィトンか?」と想像していると、フランスの宝飾品ブランドの店に入り、「これかわいい!買ってほしい!」と指差したのは、50万円の指輪。「1回目のデートでこれはないよ」と断ると、ちょっと不機嫌になり、次は別のブランドで財布を要求されましたが、どちらも断りました。
2-2. 言い訳と嘘のオンパレード
「出会った記念日に買ってくれたらいいのに」と不満をこばされ、いやーな気分になりながら叙々苑へ。焼肉を食べながら「なんで叙々苑がよかったの?」と聞くと、ここしか知らなかったからとの答え。他にも色々話をしてみると、いわゆる「ベタ」なものしか知らないようで、お店も買い物も、知っているブランドかどうかで選ぶようで、はっきり言って申し訳ないけど「センス悪」と言いそうになりました。
話題を変えて、「俺以外にいい人に会えた?」と聞くと、「は?なんでそんなこと聞くん?YASUくんだけやのに、会ってるの!」とキレ気味に返され、なんか怪しいと思ったものの「そっか、ごめんね。おれ、P活って同時進行するのが普通やと思ってて・・・。」と頭を下げました。
後日、情報交換している私にP活を教えてくれたPから、「このコとマッチングしたで!おっぱい大きくてええやろ!」と彼女の写真が送られてきました。これは良いネタが来た!と早速、彼女にLINEで「友だちがこの写真のコとマッチングしたらしい」と送りました。すると「え、なにこれ?知らんよ。私の写真が勝手に使われれてる!」と慌てて返信が。「女性は女性会員の画面は見れないので、写真はパクれないよね。何かべつのところから流出したんかな?」と返信すると、「今から電話していい?信じてほしい!」と来ましたが、そっかは無視。しばらくすると長文で「友だちと海外旅行に行きたくてお金が必要だったの。YASUくんには負担をかけられないと思って。ほんとうにごめんなさい・・・」と白状しましたが、無視して終了です。
3. 元キャバ嬢ドタキャンPayPay請求女子
3-1. ドタキャンから始まるおねだりの連続
アプリをちょこちょこ検索していいると、身長が高く大人っぽいアイドル顔の女子が見つかり、メッセージを送信。ほどなくして返信が来て、条件を提示すると「大人は仲良くなってからなら大丈夫です」と常套句が。まあ、これも無しかなと思ったものの、純粋に顔がタイプだったので顔合わせを約束しました。
待ち合わせたカフェに現れたのは、写真よりもかわいい女性で、黒のワンピースを着て落ち着いた雰囲気。この女性は元キャバ嬢で、初対面では当たり障りのない会話で終わりました。行きたい寿司店があったので、誘ってみると「行きたいです!」。純粋に顔がタイプだったので食事を約束しました。
元キャバ嬢だけにそれなりに会話はできました。ただ、「見た目だけで判断されるのはいやだ」と「それ、美人が言うと嫌味に聞こえる」というコメントをするところが気になったものの、行きたい鉄板焼の店があったので次の食事デートを誘いました。「行きたいです!」と即答だったので、その場で次のスケジュールを決めました。純粋に顔がタイプだったので。
しかし、2回目の食事デートの当日、突然キャンセルの連絡。「病んでいて外に出られない」とのこと。彼女によると美容サロンの受付をしながら、看護学校に通っているとのことで、忙しくしている様子。ただ、病むようなことはなさそうに感じたので、戸惑いました。なにより当日キャンセルなので、鉄板焼店のキャンセル料金が発生します。しかし来れないなら仕方がないので、1人でお店に出向き、キャンセル料を払おうとしました。すると店主らしき人が「また次に来てもらえればいいので」と0円にしてくれました。ありがたい・・・(別の食事デートで利用しました)。
3-2. PayPay請求に至る経緯
数日後、彼女からLINEが届き驚きました。「看護学校の学費が足りない」と、Paypayでの送金を要求してきたのです。「両親に頼めないの?」→「親には頼れない」と来たので、「食事に行ってくれたらそのときに渡すよ」→「外に出られない」と会うことは叶わない模様。申し訳ないけど信用できないので「会えるようになったら連絡して」とお断り。
断ったにもかかわらず、Paypayに送金依頼の通知が来て、さすがにこわいので無視。さらに翌月には「キャバに勤めているので、来れない?」と連絡が来たり、さらに数カ月後には「キャバは人間関係がしんどいから、ギャラ飲みに切り替えた。アプリで指名して」と連絡が。LINEをブロックすればいいのですが、私はネタがほしいので基本的にはブロックはしないオープンマインドですが、さすがにこわいのでブロックしました。
4. コスメの小物ちまちまおねだり女子
4-1. 小さな要求が積み重なるストレス
アプリでマッチングした、商社勤務の27歳の女性。長い黒髪と細い脚が印象的な、きれいめ女子です。顔合わせは終始和やかで、お互いのP活の話で盛り上がったので、そのときに今までの失敗談を話しました。これがいけなかったのか・・・。
食事デートで隠れ家イタリアンを予約。待ち合わせは百貨店前。「出た」とおねだり臭を嗅ぎ取りましたが、以外にも見たいコスメやブランドショップをぶらっと見ただけで、何も求めてきませんでした。さりげないアピールもなし。「この子はおねだり女子ではなさそうかな・・・」と警戒のハードを下げて、食事へ。そこでも会話は盛り上がり、2軒目にカフェでお茶してその日は解散しました。
ところが2回目の食事データで動きがありました。ハイブランドのコスメコーナーに行きたいと言うのでついていくと、あれこれ物色しはじめ、美容部員におすすめされた限定コフレセットを「かわいい!」と気に入った様子。まあ、それほど高額ではなかったのと、この後の食事でご機嫌を崩されてもいやなので、買ってあげました(これがよくなかった・・・)。
すると次の別フロアのブランドショップに移動して、また物色しはじめ、それとないおねだりを開始。「さっき買ったので、また今度ね」とかわすと、「そうだよね。うん、楽しみにしている。」と素直に聞き入れて、食事へ。しかし、そこでの会話はコスメの話題ばかりで、あれも欲しい、これも欲しいと、心の中で(ザ・ブルーハーツの「夢」かよ!)とツッコんでいました。
4-2. コスメを巡る縁切りの瞬間
それほど高くないものだから買ってあげてもいいのに、という意見もありそうですが、実はこういうちまちまおねだりする女子のほうが危険なのです。高いブランドバッグを要求する女子は、コンビニでお茶を買ったりする小さい買い物は自分で出すことが多いです。一方、ちまちま女子はコンビニやドラッグストアに立ち寄り、生活品などちょっとした買い物もすべてこちらに出させようとします。
私はそういう行為を、とてもセコく感じるし、どらだけかわいい女子でも冷めます。お金を節約しているのか、本当に生活必需品を買うお金にも困っているのかわかりませんが、さすがにそこまで頼られると、とても貧相に見えてしまうんです。そんな思いがあることから、次々と新作コスメを欲しがる彼女の姿にうんざりしてしまい、関係を終わらせました。普通に連絡しないと、向こうからも来なくなったので、私を財布程度にしか考えていなかったのでしょう。
5. まとめ
P活を長く続けるつもりなら、女性たちの本質を見極めることは非常に重要です。おねだり女子の特徴としては、初対面や早い段階で高額な要求をしてくるなど、金銭的な支援を「当然のように」期待する面があります。こうした兆候を早い段階で察知し、「ちょっと高すぎない?」「そこまで仲良くないのでは?」と違和感をもつ要求は、断固として受け入れないことが大切です。
顔がタイプだったり、スタイルにそそられたり、断りにくいことがあると思います。しかし、それはすべておねだり女子の手のひらで転がされているだけで、そんな関係は長続きしません。心配しなくても、PJはたくさんいます。このコを手放したら、もうタイプの女性に会えないかも・・・そんなことはないです。
人の気持は移ろいやすく、時期が過ぎればタイプも変わるかもしれません。1人に固執していいことなんて1つもないので、もし「あのコことが忘れられない」という気持ちが強い人は、即刻P活から足を洗いましょう。P活は楽しむためのものであり、無理な要求に振り回されるべきではありません。特に今回ご紹介したような、感覚が麻痺しているPJに巻き込まれたら、あなたの感覚もおかしくなってしまうおそれがあります。どうか強い意志で「No」がいえるようになりましょう。