1. はじめに
P活をしていて大人を誘うことは、Pにとって最も重要なポイントではないでしょうか。私もこれまでに何度かこの場面に直面しましたが、驚くほどあっさり進むこともあれば、思うように事が進まずストレスを抱えたこともあり、一長一短ではいかないと毎度痛感しています。
本来はメッセージのやりとりの時点で大人の関係を持つ前提(もちろん希望する人は、ですが)で顔合わせに進み、合意すれば関係は進められるはずですが、PJが気分で態度を変えたり、そもそもやる気がないのに大人を餌にお手当ありの茶飯で引っ張り続けるPJもいて、こういうことに巻き込まれることは時間の無駄とえいるでしょう。
今回は私が直面した事例をもとに、どう乗り切ったのか、また失敗に終わったのか、それぞれの顛末について書きました。「相手との信頼関係を深まるまで、無理に誘わないようにしましょう」とか「段階的なアプローチで相手に安心感を与え、スムーズに関係を進めましょう」とか、ありがちなネット記事のようなことは申しません。実体験に基づいたリアルな記事だと自負しております。
この記事を参考にしていただくことで、みなさまの負荷が少しでも減ることを祈ります。
2. メッセージ交換や顔合わせ時点での対策
2-1. メッセージのやりとりで釘を差しておく
顔合わせの約束をする前に、必ず条件について合意しておきましょう。その際、「顔合わせ0.5、食事2、大人5でお願いします」と突きつけるような感じだと、PJの多くは同様のメッセージをかなり受け取っているのでうんざいします。先に「条件を聞かせてもらっていいですか?」と投げかけつつ、「ちなみに私は、過去にお付き合いした方とは食事2、大人5でしたので、この条件で良いという方と顔合わせをしたいです」と付け加えます。
もちろんこれだけでPJが納得してOKしてくれるわけではないのですが、「この条件でないと会いませんよ」と伝えることが重要です。返事が来なければ最初からその気がないということですし、「大丈夫です」といった返事であれば顔合わせに進んでいいと思います。
ここで「そのあたりは顔合わせで相談したいです」とくればスルーしてもいいですし、話してみたいPJであれば「では顔合わせのお手当もお会いしてから考えさせてください。過去に写真とは別人が来たり、業者に騙されたことがあって慎重になっています。ごめんなさい。」と金額を会えて明示しないとよいでしょう。当日、満足いけば0.5〜1を渡して次の約束を取り付け、満足いかなければお茶代のみです(揉めたくない人は0.5を用意することをオススメします)。
2-2. 顔合わせでも基本は同じ話をする
顔合わせでも同じことは話しておきましょう。「この条件で大丈夫ですか?」と訪ねてOKであれば次は食事+大人で約束をすればよいでしょう。「仲良くなってから」「何回目から大人とかははっきり言えない」など答えを濁してきた場合は、あなたがそれでよければ何度か食事を重ねて交渉していけばいいのですが、私の経験上、それで進むことはごく稀です。PJの多くは1〜2時間の食事だけで2をもらえることで十分なので、わざわざ体を許しません。私は何人もそういうPJに会ってうまくいきませんでした。
当然、私のやり方が良くなかったり、嫌われたからだろうという意見もあるでしょう。しかし、セミプロPJと飲んだ時、酒に酔ってモテそうにないおっさんをカモにする話をしたのを聞きましたし、知り合いのPから聞いた話では、あるPJがLINEで「おとなさせろとか、まじうざい」と友だちと間違えて誤送してきたこともったようで、他にもいくつか情報源からそういうやり方はわかっています。ですから、時間を無駄にしたくないなら、「仲良くなってから」系のPJは「付き合い方が合いそうにないので」と断るのが得策です。
2-2. 相手の様子を伺いながら感覚を探る
私が気をつけていることの1つは、「大人」の言い方です。「大人」って直接的な表現はないので使いやすいですが、もしPJが「エッチ」「体の関係」「ホテル」という言い方をしていたら、合わせたほうが良いと感じています。PJ自身がほぼそのままの言葉を使っているのであれば、わざわざ遠回しに言う必要はなく、同じ言葉を使うことで合意した空気を作るほうが良いからです。
シンプルに「次のデートでは食事のあと、ホテルね」とか「エッチしてから食事にする?」など、PJと会話をしていくことで、次の約束を固めていけるのではないでしょうか。
3. ホテルの選び方と予約のポイント
3-1. 高評価のホテルを選ぶ理由
ホテルを選ぶ際は、ラブホテルかシティホテル、ビジネスホテルなどが候補に挙がると思います。私の経験では、セミプロPJは慣れているので、ラブホテルに抵抗がない人が多く、素人に近いほどシティホテルやビジネスホテルを希望するケースが多かった印象です。シティホテルやビジネスホテルはデイユース(日帰りプラン)に対応しているところに限られますので、事前に確認は必須です。
ホテルの種類が決まったら、次は予約サイトをチェックして高評価のホテルを選ぶとよいでしょう。清掃が行き届いていなかったり、下水の臭いがしたり、隣室の音が聞こえるようなホテルを選んでしまうと、せっかく高まった気分も盛り上がってしまうでしょう。楽しい時間を過ごすためにも、いくつか評価の高いホテルを候補として知っておくと便利です。なお、評価をチェックするときは外国人は日本人と見るところが違うので、日本人の利用者の口コミを重視したほうが適切に判断できるでしょう。
3-2. チェックインはスムーズに
ラブホテルは人通りの多い場所は避けて、裏通りや裏の入口から入るようにしましょう。ビジネスホテル、シティホテルはチェックインをPJをロビーはエレベーターホールに待たせて、Pだけで行うと喜ばれます。ホテルマンは気にしませんが、やはりPJは年齢の離れたおじさんとホテルにチェックインする姿を、あまり見せたがらないです。
4. パパ活女子がホテルへ行くのを断る言い訳
4-1. 体調が悪いから別の機会に
メッセージや顔合わせで大人デートの約束をしても、直前になってキャンセルになることは可能性として大いにあります。その理由の1つ目は「体調不良」。前日にメッセージが来てデートごとキャンセルになるか、当日に食事をしていて言ってくるパターンです。
例えば「今日は頭痛がして、本調子じゃないの。無理はしたくないから、また別の機会にしよう。」など。そう言われると、「無理はしないで。また元気な時に会おう。今日は少しでも楽に過ごせるように気を付けてね。」としか言いようがなくなります。
本当に体調が悪いのか疑問が残りますが、これはどうしようもありません。自身で「2回まで」など回数を決めといて、それを超えたら縁がなかったとしてさよならするのが後腐れなくてよいです。
4-2. 急な用事ができたのが行かなきゃ
楽しい食事がそろそろ終わりを迎えようとしたとき、PJがスマホをチェックして「ごめん!職場の同僚から連絡があって、トラブルがあったみたいで行かないといけない!」や、一瞬席を立って戻ってくるなり、「親友が泣きながら電話してきた。心配なので行ってあげたい。」など、このタイミングでそんなことあるか?という「急な用事」も要注意。
この時点で興ざめしたらリリースしてもいいですし、1回はスマートに送り出すのでもいいでしょう。1つの方法として「BARで飲んでるから、そちらの用事が終わったら合流しよう」とか「先にホテルをチェックして部屋で待っているので、後から来て」など、なんとしてでも約束を守らせるアプローチもあります。他にも「こちらはお金が絡んでいる約束だけど、そっちの用事のほうが大事ってことなんだね?」と詰め寄るやり方もありますが、私は使ったことはありません。
無難に「それは大変だね。また次の機会にゆっくり話そう。」と返して、次もまたはぐらかされるようなことがあればさよならで良いのではないでしょうか。
4-3. 気持ちの準備ができていない
「まだ気持ちの準備ができていなくて・・・。もう少し時間が必要かもしれない。」というお気持ち問題。正直なところ、P活は恋愛ではないので、こういうことを言ってきたら、即座にお別れが時間を浪費せずに済みます。
もし、猶予を与えるという場合でも、この言い訳は、相手が本当に関係を進めることに迷いを感じているのか、それとも単に断るための方便なのか、見極めるのが非常に難しいです。相手の表情や話し方、さらにその後の連絡頻度や態度で判断するしかありません。以降の連絡が全然来なくなったり、こちらから連絡しても反応が鈍い場合は、諦めたほうがいいでしょう。
「それなら無理に進めなくていいよ。君のペースを大切にしたいし、焦る必要はないからね。」などと紳士的に答えて、フェードアウトが最適解ではないでしょうか。
4-4. セックスできない持病があると打ち明けられる
「実は、セックスができない病気を持っていて・・・。だから、ホテルに行くのは難しい。」と打ち明けられたらどうでしょう?私は2人ほど経験があります。「どうして言ってくれなかったの?」と言うと、「◯◯さんに嫌われたくなくて、言い出せなかった。」と続きます。
これが本当か嘘かを見破るのは非常にデリケートな問題です。無理に詮索したくはないでしょう。相談に乗るふりをして、病名や症状を聞いて質問を重ね、ボロが出るまで追及していく手もありますが、これはもう事実上、「ずっと大人はありませんよ」と言われたも同然なので、諦めてさよならするか、健全で交際を続けるかしかありません。
「セックスができなくても、手や口でしてもらえばいいか」という考えを持つ人がいるかも知れません。しかし、私はそれも望みが薄いと思います。ある程度経験している女性であれば、自分から申し出てくるはずです。言ってこないということはつまり、肌を触れあうこと全般がNGである可能性が高いです。
私は2人とも「どうか体を大事にしてね。」とさよならしました。自分にNGが出されることはショックでしたが、それがP活の世界の厳しさと割り切って頭を切り替えました。
5. まとめ
まずはメッセージ段階、顔合わせで「大人あり」をしっかり押さえておくこと。そして、「仲良くなってから」は信用しない。「大人」はPJと共通ワードを話す。快適なホテルの候補を持つようにして、スマートにチェックインする。この一連の流れで通常はホテルでセックスができはずです。
そして、前日にキャンセルされたり、当日に「できない」を言われたら、諦めて別のPJへ向かうのがベターです。私はできない理由は「女の子の日になった」以外、受け入れないようにしています。ご自身でも線引きを明確にしておくことで、判断しやすいようにしておくことをおすすめします。