パパ活の専門用語や隠語を使いこなし、P活をもっと楽しむ方法

パパ活全般

1. はじめに

パパ活をしていると、本当にいろいろな言葉を見聞きします。最初は「月極」「茶飯」「ホ別」など、聞き慣れないスラングに戸惑う方も多いかもしれません。私も、はじめの頃は「ホ別? XP? スペ?いったいどういう意味?」と、わざわざネットで調べて回った記憶があります。

しかし、こうした専門用語や隠語を覚えていくと、やりとりは格段にスムーズになります。お互いが同じ暗号を使ってコミュニケーションをとれるので、条件交渉や日程調整もスッと話が通るようになるのです。

この記事では、パパ活界隈に溢れる用語をわかりやすくカテゴリ別にまとめてみました。なぜそんな言葉が必要なのか、使い方にはどんな注意点があるのかといった背景も踏まえながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

2. なぜパパ活には専門用語が生まれるのか

2-1. P活界隈独特の暗号文化

パパ活は本質的にお金が絡むデートであり、場合によっては大人の関係を伴うこともあるため、周囲に知られたくないという思いが強い人が多いのが現実です。実際、私自身も既婚という立場から、表立って「パパ活してます」と公言するわけにはいきません。

そこで便利なのが専門用語や隠語です。パパ活をしていない外部の人には分かりにくい一種の暗号にもなりますので、うっかり口に出してもパパ活とは気づかれにくいでしょう。さらに、一歩踏み込んだ表現を控えることで、アプリの禁止ワードに引っかからず、トラブルを避けられるメリットもあるわけです。

2-2. パパ活アカウントやSNSでのやりとり

X(旧Twitter)をはじめとするSNSには、パパ活をメインに投稿するアカウントがいくつも存在しています。そうした“パパ活アカウント”は、パパ活女子同士やパパ同士で情報交換をしたり、募集や条件交渉を行ったりと、コミュニティ的な役割を果たしていることも少なくありません。

ただ、SNSも運営会社の規約があり、あまりに直接的な金銭取引や性的表現を書き込むとアカウントが停止されたり、見知らぬ人に通報されたりするリスクがあります。そんなとき、こうした隠語があると非常に便利というわけです。

2-3. 言葉の使い際と注意点

専門用語を知っていると、やりとりが楽になる反面、使いすぎには注意が必要です。パパ活を始めたばかりの初心者には通じなかったり、そもそも意図が微妙に伝わらないこともあるからです。

また、相手との温度差を生まないためにも、最初からスラング全開ではなく、必要な場面だけ的確に使うのがベターだと思います。「裏オプ」など、露骨な表現はなるべく使わず、「何か特別に希望」ぐらいのソフトな表現がのぞましいでしょう。

3. パパ活専門用語・隠語のカテゴリ別解説

パパ活には実に多種多様な専門用語が存在します。ここでは「基本用語」「デート条件・金銭スラング」「性的隠語」の3カテゴリに分けて、それぞれ一覧表にしてご紹介します。

3-1. 基本用語一覧表

用語意味補足説明
パパ活・P活・ぴかつ経済的支援をしてもらいたい側(若い女性が多い)と、それを行う側(主に年上男性)との間で行われる活動。「パパ活」を略して「P活」「ぴかつ」と書くことがある。SNSやマッチングアプリ上で「#P活」「#ぴかつ」と使われているのを見かけることも多い。
パパ・P経済的支援を行う男性。パパとは呼ばず、ほとんど「P」と呼ばれる。PJが本人の前で「パパ」と言うことは少なく、名前で呼ぶケースが一般的。
パパ活女子・PJパパ活をする女性。「PJ」と略する。募集ややりとりの際に「PJ歴〇年」と書かれていると、それだけ活動歴が長いことを示している。
顔合わせ初めて会うときの“お試し”デート。お手当が発生する場合としない場合がある。「顔合わせ1.0~」とあれば1万円くらいを指すことが多い。交渉の入り口になる場面。
大人体の関係を含むパパ活を示唆する表現。「大人なし=体の関係なし」「大人あり=体の関係あり」。曖昧な表現だが、直接的な言葉を避けるためによく使われる。
条件デートや交際における金銭的な取り決め全般を意味。最近は「条件を聞かせてください」という言い回しが多い。具体的な金額から会う頻度まで含めてやりとりする。
相場パパ活でのお手当の平均的な金額や基準。地域や年齢、条件(大人の有無など)によって大きく変動する。SNSをチェックするとおおよその“相場感”がわかる。
健全体の関係を伴わないデートや食事を指す言葉。「健全デート」「健全パパ」など、体の関係なしを明確にしたい場合に使われる表現。
定期定期的に会う前提の関係。男女お互いに「定期P」「定期PJ」と使われる。「準定期」などもある。
スペ(スペック)身長から体重を引いた数字。プロフィール情報を指す隠語。「自分のスペは~」「彼女のスペが気になる」などと使われる。SNSのプロフ欄にもスペを羅列している人が多い。
割り切り恋愛感情を交えず、ビジネスライクにお手当とデート(または大人の関係)を交換する考え方。「完全に割り切りです」と言われた場合、あくまで金銭と時間の交換であることを強調している。
業者プロの愛人斡旋や詐欺集団、または実質的にパパ活を商売としている人・グループ。SNSやアプリ上で虚偽プロフィールを大量に作成し、金銭目的で騙すケースが多い。一般ユーザーは“業者”に引っかからないよう注意が必要。
ガチ恋パパ活やビジネス関係から本気の恋愛感情に発展すること。「気づいたらガチ恋してた」などとSNSに書くパターンも。トラブルになりやすいため、冷静になれなくなる人も多い。
XP/XPJSNSのX(旧Twitter)を通じて知り合ったパパ、またはパパ活女子。「XP始めました」という記述を見かけたら、“Xでパパ活中”という意味を指している場合が多い。
お茶カフェでのデート、またはそれのみで体の関係は持たないことを指す隠語。「お茶だけ希望」のように書かれていると「大人なし」あるいは“健全デート”を希望している可能性が高い。

3-2. デート条件・金銭スラング一覧表

用語意味補足説明
月極月単位で決まった額を支援する形態「定期」と似ているがほぼ同義。安定した額を望むパパ活女子にとって人気のスタイル。
ホ別/ホ込ホテル代が別か込みかホ別=ホテル代は別途支給、ホ込=お手当に含まれる。曖昧なままだとトラブルになりやすいので事前確認が必須。
食い逃げ食事だけして、お手当を払わずに逃げる行為男性が被害に遭うケースが多いが、逆に女性が「先にお手当をもらってから失踪」というパターンの詐欺もあり要注意。
やり逃げ体の関係を持ったのにお手当を払わずに逃げる行為金銭的被害に加え精神的ショックも大きく、トラブルとしては最悪の部類に入る。
顔合わせ詐欺初回の顔合わせにかこつけて約束額より少ないお金しか渡さない、もしくは全く渡さずに逃げる行為初心者をターゲットにする悪質な手口が多い。会う前に具体的な条件すり合わせをしておくと回避しやすい。
太パパ/細パパお手当が高額なパパ(太パパ)と、比較的少額や頻度が少ないパパ(細パパ)を示す区別表現太パパの上位に「神パパ」がある。
地雷トラブルの元になる相手や状況を指す隠語条件をコロコロ変えてきたり、会うたび言動がおかしい相手などを「地雷」と呼ぶ。自衛意識が欠かせない。
リピ(リピート)気に入った相手と繰り返し会うことを指す。「またリピしたい」「この子リピ確定」など、相手を評価する意味合いでも使われる。
茶飯女子茶飯=「お茶や食事のみ」を希望するパパ活女子。「その先は仲良くなってから」と匂わせて茶飯を引き伸ばすパターンがよくある。
写真詐欺プロフィールやSNSの写真と実物が大きく異なる詐称行為。アプリ上の加工や他人の写真の流用など、会ってみてがっかりするケース。男性側のテンションが下がる原因の一つ。

3-3. 性的隠語一覧表

用語意味補足説明
大人の関係体の関係を伴うデートを遠回しに表現する言葉。「大人あり?」と聞かれたら性的サービスが含まれるかどうかを尋ねている。
NN/NSNNは「ゴム無しの生・中出し」を意味するスラング。NSは「ノースキン」全般を指す。性病リスクやトラブルリスクが高まるため、公にはしづらい。アプリ上で書くと規約違反・凍結の可能性もある。
F(フェラ)フェラチオを指す隠語。SNSやメッセージで「F込み」「F対応」などと書かれる場合は口での性的サービスを希望・提供していることを示す。
プチ軽めの性的行為や本番以外の行為を指すことが多い。手や口でのサービスを「プチ」と称するケースが見受けられる。曖昧な表現のため、詳細は個別に確認する必要がある。

4. 専門用語を使うメリット・デメリット

パパ活に慣れると、こうした用語やスラングをスラスラ使いこなせるようになる反面、気をつけないといけないこともあります。以下に私の実感を交えながら、それぞれ挙げてみます。

4-1. メリット

まずはコミュニケーションが格段にスムーズになります。相手が「条件」と言ってくれば、お手当の金額と頻度の話で、その他のことが条件になることはほぼないとわかります。「リピ」は「また会いたい」という意思表示だとすぐ理解できます。

また、外部の人に察知されにくい暗号的な役割も大きいです。身バレやSNSアカウントの凍結リスクを減らすためにも、あまりストレートな表現を使わずに済むのは大きなメリットだと思います。

4-2. デメリット

一方で、専門用語を知らないパパ活初心者にとっては壁が高くなりがちです。言葉が通じなかったり、軽薄な印象を与えてしまうかもしれません。最初から「ホ別? 大人あり?」と言い出して、ブロックされる男性は多いと聞きます。

また、あまりに隠語ばかり多用すると、相手によってはプロ感が強まりすぎて引かれることもあるでしょう。素人感を好む男性に、PJが専門用語をすらすら口にすると、良い結果にはつながらないことが多いです。

5. パパ活で気をつけるポイント

私自身、長らくパパ活を続ける中でいくつかのトラブルをSNSを通じて見てきました。また、自身でのやりとりでも「ちょっと危ないな」と感じたこともあります。

一つ目は、条件やお金の話は曖昧にせず早い段階で確認すること。ホ別かホ込か、食事だけなのか大人ありかなど、先延ばしにすると後々すれ違いが起きやすいです。

二つ目は、SNSでの募集や交渉でも直接的な表現やストレートすぎる言葉は控えることです。運営の規約に引っかかる恐れもありますし、相手が不快に思うとスクショされて晒される恐れもあります。

三つ目は、相手が使う用語を丁寧に確認することです。自分は知っていると思っていても、相手は少し違う意味合いで使っている可能性があります。例えば「お茶、お食事から」と書いていても、実は状況次第で大人ありの場合もあるかもしれません。コミュニケーションの中で相互理解を深めることが大切だと思います。

6. まとめ

ご紹介したように、パパ活界隈には独特の専門用語や隠語が数多く存在します。こうしたスラングは一見怪しげにも思えますが、実はトラブルを回避しつつ身バレを防ぐための工夫でもあり、コミュニケーションを簡略化するための有用なツールでもあります。

とはいえ、使いこなすにはタイミングとセンスが問われます。どんなに言葉を覚えても、相手の状況や気持ちを想像せずに乱用してしまえば、警戒されてしまうことは避けられません。

パパ活を気持ちよく長続きさせるためには、まずは基礎的な用語を正しく理解し、相手に合わせた柔軟な言葉遣いを心がけるのがポイントだと私は思います。せっかくの大人の時間を台無しにしないよう、この記事の内容を少しでも参考にしていただければ幸いです。

◎この他にも専門用語・スラングはあると思いますが、侮蔑的・攻撃的なフレーズは除外しました。使う必要がないし、知る必要もないからです。

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