1. はじめに
パパ活をしている方の男性からよく聞く話ですが、パパ活女子とのLINEのやり取りに悩みが多いようです。デートの日程や食事のお店などの相談で連絡は欠かせませんが、「返信が遅い」「既読がつかない」、さらには気づいたらブロックされていた…などなど。思い当たる節がある方はいらっしゃいますか?
私自身、5年以上パパ活を楽しんできましたが、その中で感じたのは、PJとのLINEにはいくつかの心構えがあるということです。今回の記事では、連絡頻度や内容、既読がつかない場合の対処法など、具体的なポイントを探っていきたいと思います。
2. PJとのLINEが続かない原因とは?
PJと顔合わせをして意気投合し、LINEを交換する流れは多いと思います。しかしその後、LINEを送ってもなかなか返信がないということはないでしょうか?「無視している?」「何か気に入らないことがあった?」など疑心暗鬼になるかもしれません。その背景には何があるのでしょうか。
2-1. 既読スルーや未読のままが起こる背景
既読スルーや未読のままの状態が続くのは、たまたま相手が忙しかったり、LINEのアプリそのものを開いていないだけという単純な理由かもしれません。中にはプライベートとP活をスマホを分けている人もおり、さらに複数のパパと同時進行でやり取りしている可能性があるので、優先順位をつけて返信している人も多いです。
「俺が後回しにするなんて!」とムッとしてしまう気持ちもわかりますが、相手にも都合があるという視点は大切です。時間が経てば自然と返信が来ることもありますし、早々に“見切り”をつけるのはもったいないかもしれません。
2-2. 「LINEをあまり見ない・まとめて返信する」女子が意外と多い?
普段からスマホをあまり見ない=LINEもたまにしか見ない人も一定数います。LINEの通知を切っていて、時間があるときにまとめて返信している人も意外と多く、特に学生や若手社会人であれば、授業や仕事中はスマホをチェックできませんし、プライベートでバタバタしている時期などは、なおさら連絡に気が回らないでしょう。
このスタイルだと、送った側から見ると長時間未読スルーのように映るので、不安になる男性は多いはずです。ですが、相手を責めるメッセージを送る前に「時間のあるときに落ち着いて返信するタイプなんだな」と理解しておくのが得策です。こういうタイプは負いLINEを嫌う場合もあるので、よほど急な用件がある場合でなければ、気長に待つ方が良いです。
2-3. おじさん構文や長文LINEへの抵抗感
もし男性が送っているメッセージの内容に問題があれば、それが原因で返信が来ないこともおおいにあり得ます。顔文字満載の長文LINE、馴れ馴れしいタメ口のオンパレード、「今日は出張だよ。天気が良いね〜」といったどう返せばいいのか戸惑うLINEは、いわゆる“おじさん構文”と呼ばれ、強い拒否感を示される場合があります。こちらは親しみを込めているつもりでも、相手には「めんどくさい」「用がないなら送らないで」と捉えられてしまうかもしれません。
女友だちや仲良くなった定期のPJさんにLINE画面を見せてもらったことがあるのですが、友だち、家族、仕事仲間、さまざまなLINEグループ、公式アカウントなどからどっさりLINEが届くので、こまめに目を通すタイプじゃないとすぐに埋もれてしまうという状況もあります。そういう状況を想像しながら、「そのうち返事が来ればいい」というスタンスでいるほうが気持ちが楽なのです。
3. 「恋人じゃない」からこそ大切な連絡頻度の調整
パパ活でのつながりは、恋愛関係ではありません。会っているときだけ恋人のように接する“割り切り”のスタイルが基本です。そのため、「毎日LINEをやりとりしたい」という考え方は、相手を疲れさせてしまう原因にもなります。
3-1. 適切なタイミングと時間帯を考える
夜中や早朝に「今なにしてる?」とメッセージを送ると、相手の生活リズムを崩すかもしれませんし、酔っ払った勢いで送ったりすると相当引かれると思っていてください。
相手が忙しそうな時間帯には無理に連絡を入れず、夕方以降や相手が落ち着きやすい時間を見極めて送るなど、適度に間を置いたほうが好まれやすいです。LINEが来ないからといって焦らず、数日空けるくらいの心づもりでもちょうどいい場合もあります。
3-2. 仕事相手・取引先感覚でのやり取り
PJとの関係は“お手当”が絡むため、“仕事”のように考える女性も少なくありません。こちらもビジネスライクな部分を意識し、「デート日程の打ち合わせ」「次回、食事に行くお店の相談」「待ち合わせ場所の確認」など、本当に必要のことだけを簡潔に送ると、相手も交換をもって対応してくれます。
もちろん、時には雑談があっても良いですが、長々と続くと相手の時間を奪ってしまい、既読スルーに至るケースも。相手が返答しやすいトピックを選び、やり取りがひと段落したら「それじゃ、また今度ね」と区切りをつけるくらいがスマートです。
4. 急ぎの用事で返信が遅い、既読がつかないときの対処法
どんなに気をつけても、相手から返信が来ない状況は起こり得ます。そんなときにどう対応すればいいのか、一つの指針を持っておくと慌てずに済みます。
4-1. 焦りは禁物! 催促の言葉選びのポイント
例えば、次回のレストランの予約を早めにしておきたいときや、一緒に行く予定のイベントのチケットを取るなど、期日の決まった用件があったとします。こっちは早く返事がほしいのに、なかなか返信が遅いとつい「どうして返信してくれないの?」と催促してしまうかもしれません。
気持ちはわかりますが、相手を追い詰めてしまい、気まずい雰囲気ができあがる可能性があります。そういった場合は、最初に「今週の◯曜日までに返事ちょうだいね」など、期日を伝えておくとよいでしょう。それでも期日になって返信が来なければ、「昨日まで待っていたけど、返事はどうかな?」などと送ってみましょう。柔らかくですが、「あなたの返事待ちですよ」と伝えれば、相手も遅れたことで申し訳ない気持ちになり、催促されても気分を悪くすることはないでしょう。
「なんでそこまで気を遣わないといけないんだ!」と憤慨する気持ちもわかります。しかし、相手はそういう性格、考え方なのです。それを変えるのは難しいので、どうしても許せないのであれば、交際を見直すことも考えましょう。
4-2. 冷めた態度や自然消滅を防ぐコツ
もちろん、相手が忘れていたり、もう返信したと思い込んでいるケースもあります。そんなときでも、「◯◯の件、どう?」「返信待ってるねー」ぐらいの軽くメッセージを投げるぐらいにしておきましょう。
もしかすると、相手が次の予定に乗り気ではないこともありえます。そんなときは、無理に予定を押さえようとしてもしんどいだけ。「忙しそうだから、またの機会にしようか」と切り上げてしまうことも考えて良いと思います。よほど関係が深くならない限り、パパ活の関係性はそれぐらいのほうが気楽でストレスがなくて良のです。
5. LINE通話や送信取消はNG?
LINEには通話機能があるので、急ぎの用事の場合に使用する人は多いと思います。また、送ったメッセージを消す送信取消機能と併せて、“使わないほうが無難”という場面も多いように感じます。
5-1. 通話をしないほうがいい理由
パパ活女子の多くは、プライベートの時間を最大限に活用しています。いきなりの通話リクエストは、相手が不意打ちを食らって戸惑う場合が多いです。こちらが「声が聞きたいだけ」だとしても、相手にとっては「どうして急に電話?」とストレスになる可能性が高いでしょう。
文字ベースのやり取りなら相手が都合のよいタイミングで確認できますが、通話はそうはいきません。通話をまったくしないほうがいいとまでは言い切れませんが、相手が積極的に「通話したい」と言ってこない限りは避けたほうが良いです。
5-2. 送信取消よりも訂正文を送るほうが好印象
LINEで誤字や誤送信をしてしまったとき、送信取消ボタンを押せば履歴を消せる機能がありますが、「取り消しが表示されると、どんな内容を送ったのか逆に気になる」という意見もあります。頻繁に送っては消し、が続くと不信感を招くことがあります。
そういうときは、素直に「ごめんなさい、〇〇って書いたけど△△の間違い」と訂正メッセージを送るほうが、好印象を与えやすいです。特に深夜にいくつかの送信取消の履歴があるのを翌朝見てしまうと、PJは「この人、メンヘラでは?」と疑われるおそれもあるのです。
6. 関係を長続きさせるための秘訣
長期的にPJとの関係を続けたいなら、相手へのリスペクトと程よい距離感が欠かせません。
6-1. 相手の優先度を理解する
PJにとって、あなたは最優先の存在になることは極めて稀です。彼女にも学業や仕事、家族や友人、人によっては他のパパとの付き合いなどさまざまな予定があります。返信が遅いからといって「自分が嫌われたのかも」と思い込みすぎず、相手の状況やスケジュールを思いやるのが続けるコツだと思います。
気を遣ってくれるPJなら、何かとLINEの返信にも応えてくれるかもしれませんが、恋人でもない相手とたびたびLINEのやり取りをするのは苦痛になることだってあるのです。あなたも友だちなどから、たいして重要ではないLINEが頻繁に来たら、「面倒くさいな・・・」と思うのではないでしょうか。そと同じなのです。
6-2. マナーと心理的距離を守る
恋人関係ではないからこそ、必要以上に個人的な話題や悩みをぶつけすぎると、相手は引いてしまうかもしれません。たとえば既婚男性の場合、家庭の愚痴を言いすぎると、「この人、まさか離婚して一緒になってくれとかいってこないよね?」と良くない印象を与えてしまうこともあるのです。
パパ活は割り切りが基本ですから、相手に深入りしすぎない、プライベートを詮索しないといったマナーを守りつつ、ほどよい心理的距離を保ってやり取りを続けるのが理想ではないでしょうか。
7. まとめ
PJとのLINEでなかなか既読がつかなかったり、返信が遅かったりしても、一喜一憂しすぎないように心がけるとストレスが減ります。相手はあなたの恋人ではなく“仕事相手”くらいの感覚で、連絡頻度や内容をコントロールしていくことが長続きの秘訣です。
そもそもLINEをあまり確認しない女性も多く、こまめに返信しないタイプの女子もいます。そんなときにイライラしてしまうと関係がギクシャクし、関係終了のリスクが高まります。逆に余裕を持って接すれば、「この人は押し付けがましくなくて楽」と思ってもらえるかもしれません。
パパ活は、あくまでお手当を伴う大人の関係です。相手の生活リズムや心理状態を尊重し、必要な連絡をコンパクトに済ませていくほうが、結果としてお互い気持ちよく過ごせるでしょう。ぜひ、この記事のポイントを参考に、パパ活女子とのLINEで悩む時間を減らしていただければと思います。