パパ活から恋愛関係に発展させるには？

1. はじめに

パパ活をしていると、当初は「割り切った大人の関係」を楽しむつもりだったのに、いつしか相手に対して情が芽生え、恋人・愛人のような間柄になりたいと考える瞬間が訪れることはないでしょうか。私自身、数々の女性とお手当を介した交際をしてきましたが、そうした“本気”の気持ちを抱く可能性がまったくなかったかといわれると、答えは「No」です。

実際、定期で会っていた女性と恋人のような関係にありますので、その経験や他のP、PJから聞いた話を踏まえながら、パパ活から恋愛関係へと発展する可能性、そしてそれがどのようなステップで進むのかを検証していきたいと思います。結論から言えば、ハードルはかなり高いです。既婚者であること、女性側があくまで金銭を通じた交際であること認識であることなど、要因は多々あります。ただし、稀ではあっても恋愛感情に進展するケースが無いわけではないのです。もし本当に「パパ活女子を彼女にしたい」と思うなら、ぜひ参考にしてみてください。

2. パパ活から恋愛関係に発展する可能性

2-1. 大人の関係から始まる恋愛とは

多くの場合、最初は「女性と食事して、時には大人の関係を楽しむ。その代わり、お手当を支払う」という関係からスタートします。けれども、人間同士が交流する以上、そこに「好き」という感情が生じる余地がまったくないとは言えません。特に、相手が魅力的で、何度も会ううちに趣味や価値観が合うと感じたら、心が動くのも自然なことです。

ただし、「お手当前提の交際から恋愛へ」というパターンは、どうしても難易度が高いのが現実です。金銭で始まった関係だからこそ、女性は「自分を安くみられているのでは？」と疑問を抱きやすいもの。どれだけ本気の気持ちを伝えても、相手が「いや、お手当なしで、なんで会わなきゃいけないの？」と感じれば、可能性は薄いわけです。

2-2. お手当付きの交際が「普通の恋愛」に変わるとき

それでも可能性がゼロではない理由は、実際に恋人同士のような関係へ移行しているカップルも稀に存在するからです。たとえば、何度も会ううちに「この子はお金抜きでも付き合いたい」と思えてきた、あるいは女性のほうも男性の誠実さに惹かれて「本気で好きになってしまった」と。

パパ活という特殊な設定のなかで、あえて普通の恋愛と同じような熱量が生まれるとき、その瞬間だけは“素人の恋愛”に近い感覚を味わえるでしょうか。私自身の経験からいうと、仕事の調子が良くない時、お手当をあまり多くだせないのため、会う頻度を減らしたのですが、相手の女性から「お金だけ考えているわけじゃないから、大丈夫だよ」と言ってくれたことがあり、さらに「人としてできる長く付き合えたらいいなと思ってる」と切り出され、非常にうれしく感じました。

3. 顔合わせで見極めるポイント

3-1. パパ活に慣れていない女性との出会い

パパ活女子のなかには、もはやプロのように手慣れた感じで条件交渉を進めたり、複数のパパと同時進行するのが当たり前の人がいます。そんな場合、恋愛に発展する隙はありません。逆に、始めたばかりでよく分かっていない人や、恋愛に疲れて適度な距離感での交際を考えている女性もいます。

顔合わせの段階で「実は私、活動を始めたばかりで・・・」と慣れない様子を見せたり、緊張しすぎて金銭の話にスムーズに移れない子に出会うと、少し期待が高まるかもしれません。また、お金よりも「どういう人なんだろう？」とこちらの人間性に興味を持ってくれる態度が感じられれば、そこから仲を深められる可能性が出てきます。もちろん、プロのPJは、このような素振りで近づいてくることがあるので、油断は禁物です。

3-2. 既婚者でも受け入れてくれる素地を見抜く

あなたが既婚者の場合、顔合わせで「結婚しているけど、それでも大丈夫？」という話をする、あるいは指輪をしたまま顔合わせをすると、女性側はこちらが既婚者であり、独身男性よりリスクがあることを理解するでしょう。

そのとき、はっきりと「問題ないです」と答えてくれる人は、とりあえずスタートラインには立てたと言えます。若い女性のなかで、一定の割合で不倫を経験していることがあり、すでに既婚者を交際するハードルが下がっている場合があり、そういった女性の場合は、仲良くなってから「不倫経験」について聞いてみるとよいでしょう。その経験が「楽しかった」割合が高ければ交際できる可能性は高く、「辛かった」「二度としたくない」ということであれば、女性に気持ちを尊重して、焦らず時間を置いたほうが良いでしょう。

4. 仲を深めるためのコミュニケーションと自分磨き

4-1. 女性との距離を縮めるための会話術

仲良くなれるかどうかは、日頃の会話がうまくできているかが大きく影響します。相手の話をしっかり聞き、興味や共感を示す姿勢でしょうか。大人の男性として経済力があるからと言って、自分ばかり喋りすぎたり、相手の話題を横取りしたりしていませんか。

「将来やりたい仕事は？」とか「最近ハマっていることは？」など、相手が楽しんで話せるトピックを上手に引き出し、「それは面白い」「もっと聞きたいな」と反応することで安心感を抱いてくれるでしょう。また、ちょっとした合いの手や相槌を丁寧に入れることで、「この人は私に本当に興味を持ってくれているんだな」と感じてもらうことも重要です。

4-2. 年齢を重ねても魅力的と思われる自分磨き

男としての自分磨きも重要な要素になります。たとえば、健康的な生活習慣を取り入れることで体型をキープし、少しでも若々しさを保つ。女性と服を買いに行きファッションセンスを磨く。新しい髪型に挑戦してみる。そうした努力を重ねると、デートの際に話のネタも増え、女性は「この人は何歳になっても進化しているんだな」と興味を失いにくくなるのです。

筋トレを始めてボディメイクをする。スポーツを始めてみる。ミュージカルを鑑賞する。花を育ててみる。何でもいいと思います。常に前向きな姿勢を見せることは、女性も刺激を受けるでしょう。そうしたことを習慣化していけば、自然と新しい大人の魅力が身につき、女性との関係を深めるうえで大いに役立つはずです。

5. お手当なしへ移行できるのは稀？愛人関係の形が限界か

5-1. 本当の“お手当なし”は若くハンサムで優しい男性だけが可能

女性との関係を深めるために努力が必要なことは先に書きましたが、それでも恋愛関係を実現するのはかなり難しいです。「経済的支援を前提とした交際」から、完全に“お手当なし”にシフトできるケースは、相当なレアケースでしょう。

全く不可能ではありませんが、多くの場合、女性が「お手当をもらわなくてもこの人と付き合いたい」と思うには、男性が相当に魅力的である必要があります。イケオジで優しく、気配り上手。経済力もあって、会話も楽しい。そんな完璧ともいえる条件を備えているなら別かもしれませんが、ふつうのおじさんにはハードルが高いでしょう。